向暑の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。また平素より当地方会の活動にご理解を賜りまして誠にありがとうございます。
去る平成24年5月20日に執り行われました2012年度第1回近畿地方会役員会において、代表幹事を拝命致しました。加納前会長はその手腕で役員を牽引して下さいまして、様々な勉強会が開催され教育セミナーも成功裏に終わりましたが、その後を引き継ぐ事は私にとりましては重責であり、身の引き締まる思いでございます。微力ではございますが、役員の皆様にご協力を頂きながら当地方会の発展に貢献できればと考えておりますので、会員の皆様にも益々の御参加をお願い申し上げます。
さて、前回の総会で可決されました定款・規則に則り、会長が代表幹事へと改称されました事案を含め、役員数の削減等の改変が行われました。今後は少数である強みを生かし、地方会運営を進めて行きたいと考えております。
今後の地方会運営ですが、「情報・交流」と「教育」を活動の柱とし、以下の理念を掲げて活動して参ります。
1.地方会員に対する情報発信および交流を強化し、体外循環に関する有益な情報を相互に提供できる体制を構築する。
2.若手または経験の浅いperfusionistに対する教育を行い、近畿地方会員の体外循環技術および知識に関するボトムアップを図ると同時に、施設間での教育体制の格差等がある場合には、これを是正する。
3.学術的基礎知識に関する教育を行い、evidence based perfusionのさらなる実現と本会学術大会で発表する会員の増加を目標とする。
これらの理念を基本とし、本部から発信されます情報や地方会の運営状況と方針・勉強会等の案内やご紹介など、皆様に有益となる情報をホームページへ積極的に掲載し、皆様へのメール等と併せまして、より地方会活動へ積極的に参加して頂ける素地を作って行きます。
また、学術的な素養を持つperfusionistを育てる事業を行う事で、evidence based perfusionをさらに励行しつつ、症例経験の少ない方々にとっての貴重な機会をご提供させて頂けるような勉強会も計画しております。
以上、これらの事業の実現に向けて鋭意努力していく所存でございますので、会員の皆様の御協力とご理解を賜りますよう、お願い申し上げます。
